当方ではPNG を使ったソフトはVC2005でDLLを開発して利用しています。
このとき VC6 でコンパイルした zlib,libpng をそのまま使用しています。
ユーザーの開発に役立つかと思い、そのテクを公開しておきます。
本当のところ、わざわざあらためてコンパイルして作る必要はありません。
以下の6つのファイルをプロジェクトソースのディレクトリへコピーしてください。
1) png.h --- libpng プロジェクトからコピー
これをまとめてDLできるようにしておきます。
もっとも、これらのファイルはネット上で公開されているものを直接ダウンロードして利用してもいいかと思います。
[ 構成プロパティ→全般 ]
[ ソリューションエクスプローラ ]
[ png.h をinclude すること ]
基本的に同じでいけます。
2) pngconf.h --- libpng プロジェクトからコピー
3) libpng.lib --- libpng プロジェクトをコンパイルして作ったもの。
4) zlib.h --- zlib プロジェクトからコピー
5) zconf.h --- zlib プロジェクトかコピー
6) zlib.lib --- zlib プロジェクトをコンパイルして作ったもの。
VC6製zlib+libpng情報(zlibpng.zip) のダウンロード
libpng.lib, zlib.libなどはちょっとウイルスが怖いが??
●プロジェクトのプロパティ設定
また「マルチバイト文字セットを使用する」を選択しています。
本例では DLL になっていますが、通常の「アプリケーション(exe)」でも同じです。
[ 構成プロパティ→C/C++ ]
「64ビットへの対応」を「いいえ」にしています。VC6の LIB を使っているのと、いまでも32ビットPCユーザーが多いためです。
[ 構成プロパティ→リンカC/C++→入力 ]
「追加の依存ファイル」に「libpng.lib,zlib.lib」を追加しています。
●プロジェクトのヘッダファイルへ追加
●ソース先頭部の修正
[ プログラムはVC6用プロジェクトのソースを参照のこと ]
トップ >
PNG画像変換トップ >
頁トップ